“薄肉”の読み方と例文
読み方割合
うすにく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ガスを送るゴム管はやわらかい薄肉うすにくのものでないと、取扱とりあつかいに不便である。手勝手の悪い操作をするのが、大切な容器をこわす一番の原因となる。
実験室の記憶 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
眉は秀才がた、鼻骨はたかく、くちもとのしまりよく、愛嬌のこぼるるようなところがあり、おもて、肩の肉、背丈など、一体に薄肉うすにくのたちである。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)