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薄掻巻
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うすかいまき
ふりがな文庫
“
薄掻巻
(
うすかいまき
)” の例文
旧字:
薄掻卷
かかる場所にて呼び奉るを、許させらるるよう、氏神を念じて起上った私は、
薄掻巻
(
うすかいまき
)
を取って、
引被
(
ひっかぶ
)
せて、お冬さんを包んだのです。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
障子をふつと
潜
(
くぐ
)
りつゝ、きのふ今日蚊帳を除つた、
薄掻巻
(
うすかいまき
)
の、袖に、裾に、ちら/\と舞ひまうたのは、それは綿よりも軽い蘆の穂であつた。
玉川の草
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
薄
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
掻
漢検準1級
部首:⼿
11画
巻
常用漢字
小6
部首:⼰
9画
“薄掻”で始まる語句
薄掻卷