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蔡陽
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さいよう
ふりがな文庫
“
蔡陽
(
さいよう
)” の例文
われはこれ
猿臂将軍
(
えんぴしょうぐん
)
の
蔡陽
(
さいよう
)
である。汝、各地の関門をやぶり、よくもわが甥の
秦琪
(
しんき
)
まで殺しおったな。汝の首を
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「関羽に殺された
秦琪
(
しんき
)
は、
猿臂将軍
(
えんぴしょうぐん
)
蔡陽
(
さいよう
)
の甥で、特に蔡陽が、おれを見込んで、頼むといってあずけられた部下だ。その部下を討たれて、なんでおれが……」
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
旗持ちの自白によると、
蔡陽
(
さいよう
)
は甥の
秦琪
(
しんき
)
が黄河の岸で討たれたと聞いて、関羽にたいする私憤やるかたなく、たびたび曹操へむかって復讐を願い出たが、曹操はゆるさなかった。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“蔡陽”の解説
蔡 陽(さい よう、? - 201年)は、中国後漢時代末期の武将。『三国志』魏書武帝紀では「蔡揚」と記載され、どちらが正しいかは不明である。しかし本記事では、『三国志演義』でも使用され、一般に知られていると思われる「蔡陽」を便宜的に用いる。
(出典:Wikipedia)
蔡
漢検1級
部首:⾋
14画
陽
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
“蔡”で始まる語句
蔡
蔡瑁
蔡和
蔡仲
蔡邕
蔡九
蔡京
蔡福
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蔡温