蔓葛つたかずら)” の例文
やッと信仰をつなぎますのも、あの鐘を、鳥のつついた蔓葛つたかずらつるしましたようなもの、鎖もきずなも切れますのは、まのあたりでござります。それまでおこらえなさりまし。
夜叉ヶ池 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)