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蓄財
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ちくざい
ふりがな文庫
“
蓄財
(
ちくざい
)” の例文
上州屋
莊左衞門
(
さうざゑもん
)
が死んだのは、もう半歳も前のことですが、その
蓄財
(
ちくざい
)
——どう内輪に見ても、三萬兩や五萬兩はあるだらうと思はれたのが、不思議なことに
銭形平次捕物控:113 北冥の魚
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
あるいは人を苦しめてなお
蓄財
(
ちくざい
)
することがあるにしても、その人よりも社会の制度が不完全ならびに
輿論
(
よろん
)
がまだ
未熟
(
みじゅく
)
にして、富者といわんよりは
富貴
(
ふうき
)
の義務を自覚しないことを難じたい。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
喜太郎は
下總
(
しもふさ
)
から出て來て一代に身上を築き上げ、表通りへ手頃の荒物屋の店を持つたほどの働き者で、片輪でも變人でもなく、男振りも滿更ではないのですが、商賣と
蓄財
(
ちくざい
)
の外には興味がなく
銭形平次捕物控:198 狼の牙
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“蓄財”の意味
《名詞》
蓄財(ちくざい)
財産を蓄えること。また、その財産。
(出典:Wiktionary)
蓄
常用漢字
中学
部首:⾋
13画
財
常用漢字
小5
部首:⾙
10画
“蓄財”で始まる語句
蓄財家