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蓄膿
ふりがな文庫
“蓄膿”の読み方と例文
読み方
割合
ちくのう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちくのう
(逆引き)
上品な老爺の附いた学生が絶対無言という様子で
鬱
(
ふさ
)
ぎ込んで居る。
蓄膿
(
ちくのう
)
症でもあるのか鼻をくんくん鳴らして居る。
春:――二つの連作――
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
高梨の妻君が
蓄膿
(
ちくのう
)
症で鼻を切開せねばならぬと、
鯖
(
さば
)
の味噌漬を馳走して呉れた。推敲十枚した。今日は終日暴風だった。夜に入ってからは激しい驟雨がそれに加わった。十時頃高梨が訪ねて来た。
青べか日記:――吾が生活 し・さ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
蓄膿(ちくのう)の例文をもっと
(2作品)
見る
“蓄膿(
蓄膿症
)”の解説
蓄膿症(ちくのうしょう、en: empyema)は、既存の体腔に膿が貯留している状態。新たに形成された空洞に膿が貯留する膿瘍とは区別しなければならない。慢性副鼻腔炎の俗称として呼ばれることがある。「ちくのう症」とも称す。
副鼻腔炎
(出典:Wikipedia)
蓄
常用漢字
中学
部首:⾋
13画
膿
漢検準1級
部首:⾁
17画
“蓄膿”で始まる語句
蓄膿症
検索の候補
蓄膿症
“蓄膿”のふりがなが多い著者
岡本かの子
山本周五郎