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ちくのう
ふりがな文庫
“ちくのう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
蓄膿
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蓄膿
(逆引き)
上品な老爺の附いた学生が絶対無言という様子で
鬱
(
ふさ
)
ぎ込んで居る。
蓄膿
(
ちくのう
)
症でもあるのか鼻をくんくん鳴らして居る。
春:――二つの連作――
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
高梨の妻君が
蓄膿
(
ちくのう
)
症で鼻を切開せねばならぬと、
鯖
(
さば
)
の味噌漬を馳走して呉れた。推敲十枚した。今日は終日暴風だった。夜に入ってからは激しい驟雨がそれに加わった。十時頃高梨が訪ねて来た。
青べか日記:――吾が生活 し・さ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
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