萱莚かやむしろ)” の例文
家の建築も非常に変っていて、六月というに未だ雪避けの萱莚かやむしろが、屋上から垂れていて、陰気臭さと云ったらないのであった。
壁の眼の怪 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)