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菡萏
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かんたん
ふりがな文庫
“
菡萏
(
かんたん
)” の例文
いわゆる
菡萏
(
かんたん
)
(
蓓蕾
(
ばいらい
)
の時をかく言うともいう)は長き花梗を有し、葉と共に一個ずつ根茎すなわち地下茎の節より出ています。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
朝霧晴れぬ池の
面
(
おも
)
に
菡萏
(
かんたん
)
の急に開くを聞くが如く、小川の水の濁り咽ぶか雨の紫竹の友擦れ歟、山吹匀ふ山川の蛙鳴くかと過たれて、一声〻中に万法あり、
皆与実相
(
かいよじつさう
)
不相違背
(
ふさうゐはい
)
と
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
菡
部首:⾋
11画
萏
部首:⾋
11画