茶受ちやうけ)” の例文
そしてまた加之おまけにお茶受ちやうけの菓子までも食べさせて呉れる。その菓子といふのは、不折氏の油絵のやうに、水気のないからからのビスケツトである。
「なアに、花ちやんの為にも矢張り敵なんだよ、の松島大佐がネ」と大和は茶受ちやうけムシヤ/\とみ込みつ「あれが余程以前から、梅子さんを貰はうとしたんだ、梅子さんの実父おやぢも、 ...
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)