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苾堂
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ひつだう
ふりがな文庫
“
苾堂
(
ひつだう
)” の例文
清常は壽阿彌が出家した文政五年の後八年、眞志屋の火災に
遇
(
あ
)
つた文政十年の後三年、壽阿彌が
苾堂
(
ひつだう
)
に與ふる書を作つた文政十一年の後二年にして歿した。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
壽阿彌
(
じゆあみ
)
の手紙は
苾堂
(
ひつだう
)
と云ふ人に
宛
(
あ
)
てたものであつた。わたくしは初め苾堂の何人たるかを知らぬので、二三の友人に問ひ合せたが明答を得なかつた。そこで苾堂は
誰
(
たれ
)
かわからぬと書いた。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
川上宗壽が連歌を以て壽阿彌に交つたことは、
苾堂
(
ひつだう
)
に遣つた手紙に見えてゐた。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
苾
部首:⾋
8画
堂
常用漢字
小5
部首:⼟
11画