“英雄譚”の読み方と例文
読み方割合
えいゆうたん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金鉱が発見されてからは、成金なりきんを夢見る山師たちが、鶴嘴つるはしをかついで、ほうほうたる髯面ひげづらを炎熱にさらして、野鼠の群のように通行したところで、今では御伽話おとぎばなしか、英雄譚えいゆうたんの古い舞台になっている。
火と氷のシャスタ山 (新字新仮名) / 小島烏水(著)