トップ
>
花顔
>
かがん
ふりがな文庫
“
花顔
(
かがん
)” の例文
ぱッと
唇
(
くち
)
からも
鼻腔
(
はな
)
からも血を噴いて、
花顔
(
かがん
)
むなしく、虚空をつかむようにのけ反ッてクルと
仰向
(
あお
)
に仆れてしまったのであった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
三歳のネロをひしと抱きしめ、助かった、ドミチウスや、私たちは助かったのだよ、と
呻
(
うめ
)
くがごとく
囁
(
ささや
)
き、涙と接吻でネロの
花顔
(
かがん
)
をめちゃめちゃにした。
古典風
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
“花顔”の意味
《名詞》
花が咲いたように美しい顔。
(出典:Wiktionary)
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
顔
常用漢字
小2
部首:⾴
18画
“花顔”で始まる語句
花顔柳腰
花顔雪膚