“芝琴平町”の読み方と例文
読み方割合
しばことひらちょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今年の春、田舎から出て来て、芝琴平町しばことひらちょうの安宿へ着いた時、道也と妻君の間にはこんな会話が起った。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
矢島ゆたかはこの年八月二十七日に少属しょうさかんのぼったが、次で十二月二十七日には同官等を以て工部省に転じ、鉱山に関する事務を取り扱うことになり、芝琴平町しばことひらちょうきたり住した。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)