膠嚢こうのう)” の例文
皆好物なるが上に配合ことに善ければうまき事おびただし。飯二碗半、汁二椀、刺肉喰ひ尽す。ブランデー一口を飲む。母は給仕しながら、そこに坐りて膠嚢こうのうにクレオソート液を入れ居り。
明治卅三年十月十五日記事 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)