腰兵糧こしひょうろう)” の例文
腰兵糧こしひょうろうはつけたか。いでたちは身軽がいいぞ。絶壁へとりついても、進退のさまたげられぬように。——馬。馬は無用だ、みんな徒歩かちで行く。おれも歩く」
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
たずさえて来た腰兵糧こしひょうろうも道に迷ったので、もう尽きていたところだった。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)