“腐植質”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
フィウマス50.0%
フイウマス50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あしにゴムぐつでぴちゃぴちゃ水をわたる。これはよっぽどいいことになっている。前にも一ぺんどこかでこんなことがあった。去年きょねんの秋だ。腐植質フィウマスの野原のたまり水だったかもしれない。
台川 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
腐植質フイウマスの野原のたまり水だったかもしれない。向ふに黒いみちがある。がけの茂みにはひって行く。これが羽山を越えて台に出るのかもわからない。帰りに登るとしようかな。いゝや。だめだ。
台川 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)