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老夫婦
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ふたり
ふりがな文庫
“
老夫婦
(
ふたり
)” の例文
逆上してをかしき事を言ふらしければ、今宵一夜こゝに置きて、ゆる/\睡らせたしと老婆もいふに、男は
老夫婦
(
ふたり
)
にまかせてお蘭は我が居間に戻りぬ
暗夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
老夫婦
(
ふたり
)
は猶もおらん樣が詞の幾倍を加へて、今少し
身躰
(
からだ
)
のたしかに成るまでは我等が願ひても此處に止めたしと思ひしを、孃樣よりのお言葉なれば今は天下はれての御
食客
(
いそうらう
)
ぞや
暗夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
直次は
老夫婦
(
ふたり
)
と共に玄關ちかき處にあれば一家の内ながらおのづからの隔てに、病中とは異なりて打とけて物いふ事も少なく、佐助おそよとても孃樣をば神さまのやうにいつきまつりて
暗夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
老
常用漢字
小4
部首:⽼
6画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
婦
常用漢字
小5
部首:⼥
11画
“老夫”で始まる語句
老夫