翩翻へんぼん)” の例文
旧字:翩飜
と、信じられない顔つきだったが、ひんぴんたる部下の知らせに、山へ登って遥か彼方を眺めると、蜀軍の屯営する幕舎が数十里にわたって、翩翻へんぼん旌旗せいきをつらねている有様に
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)