羞恥屋はにかみや)” の例文
私はその頃まだ十七八だったろう、その上大変な羞恥屋はにかみやで通っていたので、そんな所に居合わしても、何にも云わずに黙ってすみの方に引込ひっこんでばかりいた。
硝子戸の中 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)