“繋留索”の読み方と例文
読み方割合
けいりゅうさく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
言葉をかえていえば、もはやこの気球を地上につないでいる一本の綱も無いのであった。ああ繋留索けいりゅうさくのない気球は、一体どこへ行くのであろうか。
空中漂流一週間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「それがどうした。なにが仕方なくだ。わしはこの気球でのがれるつもりだから、繋留索けいりゅうさくをナイフで切ってしまったんだ」
空中漂流一週間 (新字新仮名) / 海野十三(著)