繋留塔けいりゅうとう)” の例文
「本艇から、あの繋留塔けいりゅうとうをおりて、街へいくが、本艇と街と、いったいどっちが、怪星ガンの中心に近いのだろうか」
怪星ガン (新字新仮名) / 海野十三(著)
天蓋は、堅牢けんろうである。本艇を繋留塔けいりゅうとうにむすびつけている繋索けいさくは、ものすごく丈夫である。いったい出航用意をしてどうするというのだ。テッド隊長は、気がちがったのではなかろうか。
怪星ガン (新字新仮名) / 海野十三(著)