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縮図
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しゅくず
ふりがな文庫
“
縮図
(
しゅくず
)” の例文
旧字:
縮圖
権門の往来は、そのまま人心の
縮図
(
しゅくず
)
だった。勢力の
争覇
(
そうは
)
をめぐる人間分布図といってもよい。——秀吉は来る客来る客を迎えつつそれを眺めた。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
長い行田街道には冬の月が照った。二台の車の影と親子四人の影とが淋しく黒く地上に
印
(
いん
)
した。これが一家の零落した
縮図
(
しゅくず
)
かと思うと、清三はたまらなく悲しかった。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
長年の間に集まっている
縮図
(
しゅくず
)
と写生の帳面でした。
座右第一品
(新字新仮名)
/
上村松園
(著)
“縮図”の意味
《名詞》
あるものを一定の割合で縮小した図。
実際のありさまを規模を縮小して表したような状態。
(出典:Wiktionary)
“縮図”の解説
『縮図』(しゅくず)は、小説家徳田秋声の最後の長編小説。また、同作を原作として1953年(昭和28年)に新藤兼人が監督した日本の長篇劇映画である。
(出典:Wikipedia)
縮
常用漢字
小6
部首:⽷
17画
図
常用漢字
小2
部首:⼞
7画
“縮図”で始まる語句
縮図英吉利