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縁切寺
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えんきりでら
ふりがな文庫
“
縁切寺
(
えんきりでら
)” の例文
巡錫
(
じゅんしゃく
)
の打ち合せなどを済ました
後
(
あと
)
、しばらく雑談をしているうちに、老師から
縁切寺
(
えんきりでら
)
の
由来
(
ゆらい
)
やら、時頼夫人の
開基
(
かいき
)
の事やら、どうしてそんな尼寺へ住むようになった訳やら、いろいろ聞いた。
初秋の一日
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“縁切寺”の解説
縁切寺(えんきりでら)とは、江戸時代において、夫との離縁を達成するために妻が駆け込んだ寺のことである。寺は夫に内済離縁(示談)を薦め、調停がうまく行かない場合は妻は寺入りとなり足掛け3年(実質満2年)経つと寺法にて離婚が成立する。江戸幕府公認の縁切寺には鎌倉の東慶寺、群馬(旧、上野国新田郷)の満徳寺がある。駆込寺・駆け込み寺(かけこみでら)・駆入寺・駈入寺(かけいりでら)とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
縁
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
寺
常用漢字
小2
部首:⼨
6画
“縁切”で始まる語句
縁切
縁切榎