絶間しつきり)” の例文
昼の三味線、赤い鶏頭、それが真赤に陰気にこんがらがると、今度はまたお隣のお岩稲荷から恐ろしいお百度参りの祈願と呪咀との咽び泣きが絶間しつきりもなく俺の後脳に鋭い映画フイルムの閃光を刺し通す。
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)