“粧々”の読み方と例文
読み方割合
けばけば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夜会の崩れにしては時刻が早過ぎるが、粧々けばけばしいお振袖や燕尾服の白チョッキがそこここに横行するのはいかにも年越の晩らしい風景。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
粧々けばけばしい旗や吹流しを朝風に吹き靡かせながらやって来、二重橋の前に整列して宮城を遙拝すると馬場先門から交叉点を横切って日比谷公園へ繰込んで行く。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)