“粟粒性”の読み方と例文
読み方割合
ぞくりゅうせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妻智恵子が南品川ゼームス坂病院の十五号室で精神分裂症患者として粟粒性ぞくりゅうせい肺結核で死んでから旬日で満二年になる。
智恵子の半生 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)
粟粒性ぞくりゅうせい結核であった。次兄は極めて頑健で、今まで病気らしい病気をしたことがない。私は愕然とした。そうして悲歎した。しかし弱年の故であろう。
澪標 (新字新仮名) / 外村繁(著)