“箝口令”の読み方と例文
読み方割合
かんこうれい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
裁判所の最下層の組織は完璧かんぺきとはゆかず、義務を忘れ買収されやすい役人を生んでいるので、そのため裁判所の厳重な箝口令かんこうれいにも穴があくのだ。
審判 (新字新仮名) / フランツ・カフカ(著)
当時哈爾賓では畜犬箝口令かんこうれいかれ、箝口せざる犬は野犬と見做みなされて撲殺された。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)