“筆捨山”の読み方と例文
読み方割合
ふですてやま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆうべおそく、せきの追分で泊った二人なのに、その二人は今朝もまた、まだ朝靄あさもやのふかいうちに、筆捨山ふですてやまから四軒茶屋の前へかかり、やっとその頃、自分たちの背中から昇りかけた日の出を振向いて
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)