“竿竹売”の読み方と例文
読み方割合
さおだけうり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
杉、柾木まさきまきなどを植えつらねた生垣つづきの小道を、夏の朝早くいわしを売りあるく男の頓狂な声。さてはまた長雨の晴れた昼すぎにきく竿竹売さおだけうりや、蝙蝠傘こうもりがさつくろい直しの声。
葛飾土産 (新字新仮名) / 永井荷風(著)