“竹久夢二”の読み方と例文
読み方割合
たけひさゆめじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
封筒の型は四つ折りにした婦人用のレターペーパーがやっと這入はいるほどに小さく、その表面に四度刷りもしくは五度刷りの竹久夢二たけひさゆめじ風の美人画、月見草、すずらん
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
それが髪をまん中から割って、忘れな草のかんざしをさして、白いエプロンをかけて、自働ピアノの前に立っている所は、とんと竹久夢二たけひさゆめじ君の画中の人物が抜け出したようだ。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)