窯器えうき)” の例文
然し孫氏旧蔵の白定窯鼎が来るに及んで、諸の窯器えうきは皆其の光輝を失つたほどであつた。そこで天下の窯器を論ずる者は、唐氏凝菴の定鼎を以て、海内かいだい第一、天下一品とすることに定まつてしまつた。
骨董 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)