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穿鑿
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さぐり
ふりがな文庫
“
穿鑿
(
さぐり
)” の例文
と
唐突
(
だしぬけ
)
に
背後
(
うしろ
)
から声を掛けた人がある。思はず丑松は顔色を変へた。見れば校長で、何か
穿鑿
(
さぐり
)
を入れるやうな目付して、何時の間にか腰掛のところへ来て
佇立
(
たゝず
)
んで居た。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
のみならず、丑松の様子を
窺
(
うかゞ
)
ひ澄まして、
穿鑿
(
さぐり
)
を入れるやうな眼付したものもあれば、半信半疑らしい顔付の手合もある。銀之助は
談話
(
はなし
)
の調子を聞いて、二人が一方ならず激昂して居ることを知つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“穿鑿”の意味
《名詞》
穴を穿つこと。
細かいところまで立ち入って、根掘り葉掘り尋ね、調べること。
あれこれ細かく憶測すること。
(出典:Wiktionary)
穿
漢検準1級
部首:⽳
9画
鑿
漢検1級
部首:⾦
28画
“穿鑿”で始まる語句
穿鑿心
穿鑿症
穿鑿沙汰
穿鑿無用