“空間（そらあひ）” の例文

雲白くうかべる峡の日屯（ひだむろ）の空間（そらあひ）の中、こまごまと飛べる羽虫も、よく見れば一つ一つに命あり、舞ひ立ち光る。閑（しづ）かなり、ただ安らなり。まだ深き日のあたりなる。

観想の時：――長歌体詩篇二十一―― (新字旧仮名) ／ 北原白秋(著)

雲白くうかべる峡の日屯（ひたむろ）の空間（そらあひ）の中（うち）、こまごまと飛べる羽虫も、よく見れば一つ一つに、命あり、舞ひ立ち光る。閑（しづ）かなり、ただ安らなり。まだ深き日のあたりなる。

観相の秋 (新字旧仮名) ／ 北原白秋(著)

“空間”の意味

《名詞》
空 間（くうかん）

何もない場所。

物理的な三次元の広がり。また擬似的な三次元の広がり。

活動が行われたり情報がやりとりされたりする場。

（数学）特定の条件を満たす集合。
(出典:Wiktionary)

“空間”の解説

とは、

（日常の用語）大きさを持った入れ物。

（哲学）時間と共に物質界を成立させる基礎形式。アリストテレスなどに古代ギリシアの思想では、個々の物が占有する場所（トポス）である。カントは空間を時間とともに人間精神の「直観形式」だとする立場を呈示した。
(出典:Wikipedia)

空	常用漢字 小１ 部首:⽳ 8画
間	常用漢字 小２ 部首:⾨ 12画