稲生いねな)” の例文
旧字:稻生
ただ稲荷は保食神うけもちのかみの腹中に稲生いねなりしよりの「いなり」で、御饌津神みけつかみであるその御饌津より「けつね」即ち狐が持出されたまでで、大黒だいこく様(太名牟遅神おおなむちのかみ)に鼠よりも縁は遠い話である。
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)