“禍々”の読み方と例文
読み方割合
まがまが100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夫の叫ぶ声が聞こえてくる。赤ん坊の泣き声が心臓をえぐりにかかる。彼女は絶えず禍々まがまがしい暗示をかけられた。——自分たちをどこかへ売ろうとしているのに相違ない。
猟奇の街 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)