トップ
>
祿兵衞
>
ろくべゑ
ふりがな文庫
“
祿兵衞
(
ろくべゑ
)” の例文
新字:
禄兵衛
ハツと思ふと、平次に指された支配人の
祿兵衞
(
ろくべゑ
)
は、立ち上がつて庭口へ逃げようとして居るのでした。
銭形平次捕物控:020 朱塗りの筐
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
支配人の
祿兵衞
(
ろくべゑ
)
、
月代
(
さかやき
)
の
光澤
(
つや
)
の良い働き盛りの男で、背は高い方、少し氣むづかしさうですが、その代り堅いのと正直なのが
看板
(
かんばん
)
で、家中の者が一目も二目も置いて居ります。
銭形平次捕物控:020 朱塗りの筐
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
大番頭は
祿兵衞
(
ろくべゑ
)
といつて、名前の通りむづかしい四十男、これは三右衞門に代つて店の支配をし、大勢の奉公人を取締つて居りますが、正直一途で、
金儲
(
かねまうけ
)
や商賣のことにかけては
銭形平次捕物控:020 朱塗りの筐
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
祿
部首:⽰
13画
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
衞
部首:⾏
16画
“祿”で始まる語句
祿
祿高
祿千石