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神居古潭
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かもゐこたん
ふりがな文庫
“
神居古潭
(
かもゐこたん
)” の例文
そのさわやかなヰスキに醉つた勢ひで、渠は再び汽車に投じ、紅葉に有名な
神居古潭
(
かもゐこたん
)
まで來た。山と山とが迫つて來て、石狩川がその間を流れる。
泡鳴五部作:04 断橋
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
十勝原野や
神居古潭
(
かもゐこたん
)
の紅葉がよかつたこと。北海道の智識は天聲よりも廣くなつただらうといふこと、などがあつた。
泡鳴五部作:04 断橋
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
そこは
神居古潭
(
かもゐこたん
)
の釣り橋のうへででも思ひ出したところだし、また最近には、自分が雪の屋のゐる中學校へ演説しに行つた時、そのそばを通つてゐるところだ。
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
渠が再び釣り橋を渡り、
神居古潭
(
かもゐこたん
)
の停車場から汽車に乘り、札幌へついたのは十月十六日の夜だ。
泡鳴五部作:04 断橋
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
近く迫つた方だけで云へば、北海道のこうえふの一名所
神居古潭
(
かもゐこたん
)
の景に似てゐて、ただ面白い釣り橋がないばかりだ。が、また、かの釣り橋の代りに、僕らの倚る高どのの
欄干
(
らんかん
)
がある。
塩原日記
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
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一晩の徹夜で、頬ツぽねが
神居古潭
(
かもゐこたん
)
の巖石の樣に出たと云はれた。
泡鳴五部作:03 放浪
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
“神居古潭”の解説
神居古潭(かむいこたん)は北海道旭川市にある地区の名称であり、また同地区を流れる石狩川の急流を望む景勝地の名称。地名はアイヌ語のカムイコタン(神の住む場所)の音意訳である。
石狩川両岸が美しい景勝地であるとともに、稀な景観でもあることから、旭川八景の一つに選定されている。
(出典:Wikipedia)
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
潭
漢検1級
部首:⽔
15画
“神居”で始まる語句
神居