“かもゐこたん”の漢字の書き方と例文
語句割合
神居古潭100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
渠が再び釣り橋を渡り、神居古潭かもゐこたんの停車場から汽車に乘り、札幌へついたのは十月十六日の夜だ。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
近く迫つた方だけで云へば、北海道のこうえふの一名所神居古潭かもゐこたんの景に似てゐて、ただ面白い釣り橋がないばかりだ。が、また、かの釣り橋の代りに、僕らの倚る高どのの欄干らんかんがある。
塩原日記 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
一晩の徹夜で、頬ツぽねが神居古潭かもゐこたんの巖石の樣に出たと云はれた。
泡鳴五部作:03 放浪 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)