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神代帚葉翁
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こうじろそうようおう
ふりがな文庫
“
神代帚葉翁
(
こうじろそうようおう
)” の例文
神代帚葉翁
(
こうじろそうようおう
)
が生きていた頃には毎夜欠かさぬ銀座の夜涼みも、
一夜
(
いちや
)
ごとに興味の
加
(
くわわ
)
るほどであったのが、其人も既に世を去り、街頭の夜色にも、わたくしはもう
飽果
(
あきは
)
てたような心持になっている。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
小説の命題などについても、わたくしは十余年前
井上唖々子
(
いのうえああし
)
を失い、去年の春
神代帚葉翁
(
こうじろそうようおう
)
の
訃
(
ふ
)
を聞いてから、
爾来
(
じらい
)
全く意見を問うべき人がなく、又それ等について
諧語
(
かいご
)
する相手もなくなってしまった。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
代
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
帚
漢検1級
部首:⼱
8画
葉
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
翁
常用漢字
中学
部首:⽻
10画