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硲
ふりがな文庫
“硲”の読み方と例文
読み方
割合
はざま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はざま
(逆引き)
当時もこの宿に
硲
(
はざま
)
君も
正宗
(
まさむね
)
氏なども来ていて、毎日近くのシャトウやオリーブの林を描きに出かけたものだった。正月だというのに
外套
(
がいとう
)
も着ずに写生が出来るのだから結構だった。
楢重雑筆
(新字新仮名)
/
小出楢重
(著)
断崖と丘の
硲
(
はざま
)
から、細い滝がひとすじ流れ出ていた。滝の附近の岩は
勿論
(
もちろん
)
、島全体が濃い霧のために
黝
(
あおぐろ
)
く濡れているのである。木が二本見える。滝口に、一本。
樫
(
かし
)
に似たのが。丘の上にも、一本。
猿ヶ島
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
硲(はざま)の例文をもっと
(2作品)
見る
硲
漢検準1級
部首:⽯
12画
“硲”のふりがなが多い著者
小出楢重
太宰治