硝薬せうやく)” の例文
旧字:硝藥
自分は常にあの弾丸とあの硝薬せうやくとあの毒瓦斯ガスとそれからあの肉団にくだんと鮮血とが、我々人類の未来の運命に、の位の貢献をしてゐるのだらうかと考へる。さうしてる時は気の毒になる。
点頭録 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
いと強き硝薬せうやくの、黒き火の
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)