“破提宇子”の読み方と例文
読み方割合
はでうす100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
破提宇子はでうすと云う天主教を弁難した書物のある事は、知っている人も少くあるまい。これは、元和げんな六年、加賀の禅僧巴毗弇はびあんなるものの著した書物である。
るしへる (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
破提宇子はでうす流布本るふぼんは、華頂山文庫かちょうさんぶんこの蔵本を、明治戊辰ぼしんの頃、杞憂道人きゆうどうじん鵜飼徹定うがいてつじょうの序文と共に、出版したものである。が、そのほかにも異本がない訳ではない。
るしへる (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)