石上せきじょう)” の例文
秘曲といわれる上玄じょうげん石上せきじょうの秘曲にまでくると、いつしか、あたりの空気も、草も木も人も一体になって、唯、澄みきった琵琶の音だけが、静かな湖水の夜を流れてゆくのである。
鮓を圧す石上せきじょうに詩を題すべく
俳人蕪村 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)