真逆まっさ)” の例文
旧字:眞逆
吾人の評価は時と場合に応じ吾輩の眼玉のごとく変化する。吾輩の眼玉はただ小さくなったり大きくなったりするばかりだが、人間の品隲ひんしつとくると真逆まっさかさまにひっくり返る。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)