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真打
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とり
ふりがな文庫
“
真打
(
とり
)” の例文
旧字:
眞打
いよいよ世間は騒々しくなってきていたが、いよいよ薄気味悪いほど寄席のお客は増えていた、いわんや圓朝の
真打
(
とり
)
席においておや。
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
青山南町の久保本という中流の寄席だったが、そこから一月の
下席
(
しもせき
)
、圓朝の道具噺を
真打
(
とり
)
にして打ってみたいという交渉があった。
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
……なるほどうちの阿父さんの師匠だけあって、今夜の
真打
(
とり
)
の文楽師匠はまだしらないけれど、こんなに巧い噺ってものが世の中にはあるのかしら。
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
これも名高い日本橋の
木原店
(
きはらだな
)
の寄席で私に三月、
真打
(
とり
)
をとらせてくれるという話がふって湧きました。
初看板
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
大真打の言ったら
真打
(
とり
)
の自分ただひとりで、あとは皆、中どころの看板ばかりだ。
寄席
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
“真打”の解説
真打(しんうち)
(出典:Wikipedia)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
“真打”で始まる語句
真打席