真実まっとう)” の例文
旧字:眞實
いんにゃ、おぬしも褒めてもらいてえと思うだら真実まっとうな生き方をせにゃ駄目だぞ。おいらが今寄ってきた地主さまの家の衆は、みんな立派な衆ばかりだったでねえか。
恋などという生やさしいものは、妾にとっては、遠い昔の物語! ……真実まっとうの人間に復活かえろうと、久しい間、男嫌いで通して来たものを! ……恋? それも邪まの恋? ……何んの何んの頼母様は
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)