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白沫
ふりがな文庫
“白沫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しらあわ
50.0%
はくまつ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しらあわ
(逆引き)
山すその岩壁に打ちつけた波は、煮えくりかえった熱湯をぶちつけたように、湯げのような
白沫
(
しらあわ
)
を五丈も六丈も高く飛ばして、
反
(
そ
)
りを打ちながら海の中にどっとくずれ込む。
生まれいずる悩み
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
怒濤
(
どとう
)
。
白沫
(
しらあわ
)
。さっさっと降りしきる雪。目をかすめて飛びかわす雲の霧。自然の大叫喚‥‥そのまっただ中にたよりなくもみさいなまれる君たちの小さな水船‥‥やっぱりそれだけだった。
生まれいずる悩み
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
白沫(しらあわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
はくまつ
(逆引き)
検疫官は絵島丸が残して行った
白沫
(
はくまつ
)
の中で、腰をふらつかせながら、笑い興ずる群集にまで幾度も頭を下げた。群集はまた思い出したように
漫罵
(
まんば
)
を放って笑いどよめいた。
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
白沫(はくまつ)の例文をもっと
(1作品)
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白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
沫
漢検準1級
部首:⽔
8画
“白沫”で始まる語句
白沫立
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