“はくまつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
白沫100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
検疫官は絵島丸が残して行った白沫はくまつの中で、腰をふらつかせながら、笑い興ずる群集にまで幾度も頭を下げた。群集はまた思い出したように漫罵まんばを放って笑いどよめいた。
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)