発端はな)” の例文
旧字:發端
おいひがむな。俺の功は、貴様の功だ。お互いにこの事件には、発端はなから偶然にも二人がいっしょにぶツかって、しかも、九死一生の目にまで共にっているのだ。これからも、そんな隔てを
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その日はもう発端はなから晴れがましく、心を奪うようにできていた。